今年1月末あたりに「わな猟」の狩猟免許を取得しました。

狩猟免許の試験自体はぶっちゃけかなり簡単ですが、いくつか解けない問題もありました。

例えばこんな問題。

キツネの配偶様式で、次のうち正しいものはどれか。 A. 一夫一妻制 B. 一夫多妻制 C. 一妻多夫制

……知らんがな!!!!!

生まれてこの方、キツネが一夫多妻だのなんだのとか考えたことねえよ!

でも試験問題でるんだよね!勉強不足だったよチクショウ…!!ちなみに答えですが、、、













『A. 一夫一妻制』が答えです。

ところで最近なにかと「不倫」が話題ですね。

キツネとか、あとはペンギンもそうなんですが、一夫一妻制で不倫はしない種族です。

キツネでも不倫しないのに人間ときたら全くもう〜…と思った。そのとき、どこからともなく、こんな声が聞こえてきたんだ。


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いつから人間が一夫一妻制だと錯覚していた?




うるせえよスネオ、変な髪型しやがって。

だが、彼のいうことも一理ある。なにかがぼくの中で爆発した…調べてみるか…!こうしてぼくは「ヒトは一夫一妻制」なのか調べることにした。

そもそも配偶様式ってどんなものがあるの?

まずは用語的なものの意味合いの整理からはじめてみよう。

  • 一夫一妻制:特定の雄と雌が、一対一でつがい関係を持つ
  • 一夫多妻制:「雄」が複数の「雌」と交尾する配偶システムのこと
  • 一妻多妻制:「雌」が複数の「雄」と交尾する配偶システムのこと(人類のみならず鳥獣類全体を見ても比較的少ない配偶システム)
  • 乱婚制:雌雄が規則性なく不特定多数と交尾するシステム。(規則性があっても、雌雄がそれぞれ複数の異性と交尾する場合も乱婚と称する)

世の中の生き物はそれぞれどんな配偶様式なの?

  • 一夫一妻制:オオカミ、ペンギン、キツネ、たぬき、オシドリ(鳥類は多いらしい)
  • 一夫多妻制:ゴリラ、アシカ、ライオン
  • 一妻多夫制:ハチ、アリ、モリアオガエル
  • 乱婚:リスザル、ヒヒ、チンパンジー

※チンパンジーは調べていると「一夫多妻制の乱婚型」という記述があった。上記のパターンに綺麗に分けれるわけではないらしい。
一夫多妻制にも「資源防衛型一夫多妻」「雌防衛型(ハレム型)一夫多妻」「レック型一夫多妻」等のたくさんの種類があるが書いていて混乱してきたのでまた今度調べる。

結局人間はどうなのよ?

それぞれの国の文化によって、婚姻制度は様々です。法や慣習によって「一夫多妻制」を認めていたり、日本のように「一夫一妻制」の制度をとっている国もある。

ただ、今ぼくが知りたいのは「ヒト」を生物学的に見た時に、果たして本当に一夫一妻という体制をとる動物なのか否か、です。

不倫というものをしてしまうくらいなのだから、なんか違うんじゃないか、って思うんだけど実際にところどうなのよって話です。

というわけで、調べてわかったことを3つにまとめてみた。

1.ヒトの精子の特徴

1回の射精で、ざっくりですが3億の精子が放出されます。そのうち卵子に向かっていく精子はごく一部だけ。その他の精子は、後から他の雄の精子が入ってきた時に、遮断する役割を持っています。

これはヒトが「浮気」する動物だから作られた、自分の子孫繁栄のための機能だと推測されています。人間の進化ってとんでもなくすげえなと思いました。頭良すぎ。

2.霊長目(サル目)のヒトとゴリラとチンパンジーの雄の睾丸を比較してみる

上述したけれど、ゴリラ=一夫多妻制で、チンパンジーは乱婚制です。

ゴリラは他の雄と雌の取り合うバトルをして、勝ったら後尾します。負けた雄が後から…なんてことはないので、他の雄の精子を遮断する必要はないので、人間より睾丸が小さいです。ペニスもちっちゃいみたいです。個人的にはあのガタイでこれはびっくりですわ、って感じ。

チンパンジーは乱婚型なので、察しの良い方はもうお気づきかと思いますが、睾丸でっかいです。

「チンパンジー 睾丸」と画像検索してくれればと思いますが、「そんなのエッチで検索できない…////」という方は、精巣がグレープフルーツくらいでかいと思ってください。…言い過ぎたかも。

生涯の交尾回数なんか、チンパンジーはゴリラの約100倍です、でも冷静に考えれば乱婚型の子孫繁栄の戦略をとっているチンパンジーにしてみれば、ある種回数をこなさないと、自分の子どもを残せる確率は大幅に減ってしまうかと。

まあ下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる的な的な繁栄戦略ですね。

そんな彼らと睾丸の大きさを比較してみると、【チンパンジー>ヒト>ゴリラ】となっています。

もし本当にヒトが一夫一妻な生物だったとしたら、【チンパンジー>ゴリラ≧ヒト】でも良かったはず。

身体的特徴からしても、一夫一妻制であればこうなっているはず、という睾丸の形状をしていないわけですね。実に興味深い。

3.ペニスの形状

単刀直入に言うと、きのこみたいな形してますよね。あの形状も自分の子孫を繁栄のため、「精子戦争」に勝てるように、他の雄の精子をかきだせるよう、最適化された形状です。

普通の棒状だった場合は約3割の精子をかきだせないのに対し、きのこ状の精子は9割かきだすことができる。

挿入する深さも実は重要で、3/4ほどしか挿入しない場合は4割、奥まで挿入した場合は9割かきだすことができた、というNY州立大学のゴードン・ギャロップ教授による研究結果があります。もし他の雄の精子が既にあったとしても、かきだした後に射精すれば万事オッケー、という話らしい。調べれば調べるほど生物の進化ってすごすぎると思う。

まとめ

シモネタとしてゲラゲラ笑いながら話す内容を、いざ調べてみたら生物の生存本能とか、進化とか、なんかほんと知らず知らず最適化されているんだなーと生物の進化の神秘を目の当たりにしまって「おおおおおおおおお!!!」と思ってます。

まとめとしては、生殖行為に関する構造や体の形状的に、どうやら「一夫多妻制」ではないっぽいというのが結論でしたー。

これに関する論文とか研究結果って、たぶんいろいろ発表されてたりします。

ぼくは調べて出てきた情報をさくっと要約しただけなので、これ読んでみてマジで気になった方は調べてみるのがよいんじゃないでしょうかと思うわけです。

生物学的には浮気とか不倫前提に、「ヒト」はできているので、婚姻制度は各国や民族の文化的背景、思想によって後天的にできたものでしょうね。

最後に

例えば女性の前でこの単語を口にすると、変態扱いされるようなエッチな話がこの記事に含まれます!!!!読む際は注意してくださいね!!!!!!!!